6 septembre 2013
カルトナージュボックスとラインストーン
ヴィンテージのレースとアンバーカラーのアンティークラインストーンなどをコラージュした
ラッピングボックスです
ラインストーンはフランスで買い付けたもので、レースは運良くベルギーにも立ち寄れた際に
見つけました
ローズ&レースの組み合わせは大好きなので、ラッピングや撮影などでも多く使いますが、
甘ったるくなってしまったり、乙女過ぎないようにいつも心掛けてバランスを取るようにしています。
ゴシックなんかもそうですけれど、所謂分かりやすいキーワードだけで勝負するのは
かなり好きではありません×
(ブランドマークやアイコンだけで価値の9割以上が決まってしまう感じ・・と言うイメージでしょうか・・苦手です)
それがお洒落ならば、お金掛けたら掛けた分だけ、お洒落って事になってしまいますものね
安心アーンド伝統の一流品を揃えて行けばセレブ~みたいな価値観ではなくて、
かといって、そういった物たちと一緒に存在していても全然負けない、
逆にそのものが更に引き立って輝いてくれるくらいの底力があるところが、
長年アンティーク&ヴィンテージが大好きな理由だと思います
蓋の裏側にはさりげなく?chirimenベアとブルーローズ。
メタルのローズもかっこ可愛いですよね
大好きなパーツです。
そう言えばですね、豆知識を思い出しました
80年代後半くらいに、ラインストーンは技術者不足などの影響で、
需要と供給のバランスがとれなくなってきていて(ガラスなのにジェムジュエリーと匹敵するような価格になってしまってきていたらしいです)、いずれなくなってしまうかもしれないです・・・悲しい・・・といった内容の記事を
当時のアンアンに書いてありました
中学生くらいだった私は、当時からヴィンテージのラインストーンが凄い大好きで、
みうらじゅん先生のように(笑)アンアンとかオリーブとかから記事を切り抜いて大事にしていたので、
『今買っておかなくてどうする!!』くらいの勢いで、
貯めていたお年玉を全額引き出して、当時のテレビ朝日通りのアンティークショップでイヤリングを購入。
からの、夏休みには京都の河原町?にあったアンティークショップまで1人遠征してラインストーンのネックレスとかブレスレットを手に入れて、しっかり生八つ橋も購入して帰ってきたという、今にして思うと
ガッツのある行動をしていました。
でも、今現在、未だにラインストーンは健在ですね。良かった~、なのですけれど、
なんか・・・昔のと作り?輝き?が違うんですよね・・・。
製造方法がかなり変わってしまったのでしょうか。
グラス(ガラス)などは鉛の量を減らしたり、冷やす時間を掛けずにすませる方法など、
色々原価を下げる努力を相当してしまっているようなので、
そういうことなのでしょうか・・・わかりません。
現在流通しているのものは、
昔より全然ビックリするくらい安いので、当然と言えば当然なのかもしれませんが、
それをラインストーンの輝きの限界だと思っていらっしゃる方が大勢いるかと思うと、
切ない限りです
salon de chirimenでアトリエでお願いしている宝石職人さんに、
ラインストーンの製造方法の変化をさりげなくたまーに聞いてはみるのですけど、
ジュエリー専門の人はラインストーンの事なんて、全っ然知らないんですよね。
ともかく、私はジュエリーもアクセサリたちを、更に美しく見せてくれるラインストーンやもろもろ(セルロイドやベイクライトも好きです)も愛しているので、その魅力を少しでもお伝えできたら嬉しいなと願いつつ、
ラッピングボックスを作っているのでした
ふぅ。
ちょっとまた小難しい話をしてしまってすみません
追伸:私はコステロではシップビルディングが大好きです
何かシャンソンに似た切なさと優しさがあるような気がして
店長は何が好きなのかよく分かりませんけれど、事務所でもよくアルバムが流れています~
salon de chirimen
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