octobre 2013
28 octobre 2013
朝晩は
そろそろコートを出してもおかしくないような季節になってきましたね
今年こそはトッカかどこかのショップで
長ーく飽きないような綺麗なツィードのコートが欲しいなと思っています。
もともと好きなので仕方ないのですけど
お店に行ってもついついレザーに目がいってしまうんです。
もうコートはレザーばっかりあってどうすんねんってくらいです
・・・でも、バイヤーのアサギには敵いませんけどね~笑。
彼女はメルケル首相かいってくらい、色とりどりのレザーコートを持っているんですよ!
「ミンクオイルの使用量なら誰にも負けないかも・・・しれない」って言ってます
(ミンクオイルはレザーのメンテナンスに必需品ですね)。
アホですが~笑、
帰国してきて機嫌がいいときにちょいと譲ってもらえることもあるし、
病的な?こだわり症なくらいでないと
フランス人と対等に立ち向かえないのかもしれないです
前置きが長くなりましたが、
今回のラッピングボックスはヴィンテージの切手をあしらいました
白い小花と赤×黒の虫さんが可愛い切手。
ラッピング用に切手が欲しくて
買い付けの合間に
フランスの蚤の市で買ってきてもらったもので、
色々な国の可愛い切手が少しずつ集まってきています
これはPOSTAと書かれているのでイタリアのものかしら?
色とデザインが良い感じだったので、これに決めました。
切手に使われている、赤と白と黒に負けず、
且つちゃんと馴染んで気が利いているカラーのカボッションを
あれこれとあててみたら、
水色に近いブルーのフラワーが一番 可愛かったのでその次にあしらいました。
色あわせは、微妙ない色合いや材質などにもよってかなり違ってくるので、
レシピのように何かを決めて
淡々と作るのはお勧めできません。
納得するまで、ちゃんと合わせた方が良いと思います。
不安な場合は単一色に近い色合いで揃えるのが無難ですけれど、
折角ヴィンテージのものをあしらって、ハンドメイドをするのなら
少し時間が掛かっても色あわせをした方が
”一つしかない”感じが出てくると思います
このブルーのフラワーカボッションに合わせて
chirimenベアにはヴィンテージのピンクローズのラインストーンをあしらいました。
ピンクが浮かないように、
chirimenベアの対称上にも同系のラインストーンをつけます。
そのあとバランス良くクリアのラインストーンをあしらって完成です
最近、ティファニーブルーが素敵だなと思いまして、
お付けしているショッピングバッグをこの色のものにしていることが多いです。
最近はこのバッグに
ヴィンテージパーツを付けたりもしているのですけど、
今回は
それにもピンクローズのラインストーンをボックスとお揃いであしらってみました。
ちょっとした心遣いで、
ぐんとラッピングが楽しくなりますし、
素敵にもなりますので、
贈られる方を思いながら、
色々なスタイルのものを作られると
自分の気持ちも嬉しくなってくると思います
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24 octobre 2013
落ち着いた印象のリングボックスに仕立てようと
ヴィンテージのパールカラーとシルバー のパーツで
指輪用ケースを飾ってみました
今回は主役のパーツを引き立たせたかったので
ラインストーンはchirimenベアの首元だけにしました。
ポイントは左上の細い三日月と天使のパーツです
70年代後半~のヴィンテージと呼ぶには
ちょっと若いパーツですけれど、
デッドストックのもので
当時のものらしくしっかりしていて・・・
何より可愛いので、いつか使ってあげようと
しまっておいたものがようやくお嫁入りできました
アクセサリーやジュエリーになるべく合わせて
コラージュはするようにしています。
幾度かお買い上げ頂いた事がある方ですと
その全体的な雰囲気を考えて、
”こういう感じが好きかしら”とか考えたりして、
ボックスにしっかりととめてしまう前に
パーツをゴソゴソといろいろ置いてみて
ピンときたものをあしらいます。
以前よりもお店での役割として
私に任せてもらえる事が多くなり、
ラッピングも前以上に
大変ですけれども、
その分楽しくなりました
このボックスの中に入るのは
フレンチ・アンティークの指輪さん
どうか沢山いろいろな思い出を一緒に作って
もらえますように
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chirimen_antique at 21:00
10 octobre 2013
少しクールな印象(でも可愛らしさを忘れない!)のコラージュを
リングボックスにあしらってみました
ブラック×ピンクローズのカボッションに
メタルの歯車チックなフラワーパーツをあしらい、
スチームパンク・モードなクールな印象と
フェミニンな雰囲気を感じさせるギフトボックスを作りました
メタルの上にヴィンテージのラインストーンをのせています。
カボッションに少しだけ入っているグリーンのものをセレクトして
色が浮かないようにしています
カボッションとメタルのものだけで作ろうとすると、
お互い個性が強すぎて浮いてしまいますが、
ヴィンテージ・ラインストーンをあしらうことで、
とてもしっくりとお洒落な雰囲気にしてくれるんです
今のような猛烈な勢いの大量生産がされていなかった
古い時代に生まれて、大事にされてきたもの
馴染ませてくれる独特の輝きの底力です。
個性的なコラージュをするときは、
出来るだけヴィンテージのものを
あしらうようにしています。
スワロフスキーなどはキラキラしすぎてしまって
ちょっとおかしいことになってしまいますので、
どうしてもラインストーンはスワロのみ!と思われる方は
取り付ける前に色々比較して、
合うかどうか確認してみて下さい
chirimenベアの胸元にはいつものクリアのラインストーンではなく
深いネイビー系のリングボックスに合わせたブルー系のものにして、
控えめに輝かせています
特別なジュエリーをお届けする為のボックスですので、
いつも色々ふつふつ考えてしまいます
当店のバイヤーのアサギが、
よくフランスからの生の声として~笑、
向こうのアンティークショップやジュエリーショップのマダム達に
伝授してもらったラッピングのアイデアを
話の合間合間にしているのですけれども、
店長にスカイプで話しているのをこっそり聞きながら、
私もしっかり勉強させてもらっています
製作中の心はいつも1つ。
”大事なアンティークジュエリー達を
しっかりと送り届けてくれますように”です
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8 octobre 2013
今回のラッピングボックスは、
シトロンやベビーローズ色をした可愛らしいキャンディカラーのボタンを
主役にコラージュしたかったので、
クリスタルとブラックの小さめのスワロフスキーのラインストーンを
モノトーンクロスのように一緒にあしらいました
ラメ入りのヴィンテージレースを付けてから
chirimenベアの首元は
フランスの優しい色合いのベビーローズの同年代のラインストーンでしめています。
ブラック×ピンクの組み合わせは
パリシックなキュートさが上手に出る色合わせなのですが
キッチュな印象も強く出やすいペアなので、
ピンクのものは色々なものを予め用意して
ピンクの彩度やそのもの質感には注意して、
よく合わせてしっくりと馴染む、または可愛い感じになった!と感じたとき、
コラージュするか決めるといいと思います
予め用意・・・といってもなかなか始めは集まらないと思いますが
アンティークのビーズ屋さんとか、ちょこっと寄った際にすこしでも買っておくとか、
ヴィンテージのラインストーンのアクセサリーが壊れてしまって
もう使えないような状態になってしまったら、
それを捨てないで、可愛い瓶などに入れてとっておくと
お部屋にいても
クラシカルで美しいキラキラした輝きも楽しめますし、
大切な人へ贈り物をするときに、あしらえたりするわけです
撮影では
リングボックスの周りにルージュ色のシフォンを巻きました。
ヨーロッパヴィンテージのデッドストックのもので
深みを僅かに感じる良い赤のものです。
縦長のものなので、ファブリック・・・というよりは、
本来はストールなのかもしれません
にしても、綺麗かつクラシカルな色合いのシフォンは
スナップだけではなくて、
色々なものに使えますのでお勧めです
少し気分を変えたいときなどに
ドレッサーに置いて飾ってみても素敵だと思います
(*撮影の際は、縦長のシフォンを一度軽く捻りきってから、
リングボックスの周りを囲ませています。
形を少しずつ整えていくと良い感じの薔薇フォルムになってくれます)
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3 octobre 2013
15周年を迎えてからの初めてのブログならば・・・ということで、
chirimenのスタッフ全員が影響を受けている(受けまくっている~笑)
ゴダール関連のリメイク・コレクションを御紹介します
”勝手にしやがれ”のポストカードをカラー印刷して、コラージュしたものです。
お客様へのプレゼントカードとして一時期お付けしていたものの原作です。
これはキャンパスに、
ピンクや薄い菫色などを擦れるように塗りながら多重塗りしています。
最後に無色パールカラーのものを塗っています。
絵の具はアクリル・ガッシュです。
そこにカラープリントしたポストカードを貼り付け、
アンティーク&ヴィンテージのカボッションたちをコラージュしています。
ただの円形のカボッションにはテントウムシ(顔つき~)をゴールドで描いています。
ジーン・セバーグ(この女優さんのイメージもchirimenでは大事なポイントです。
彼女が身につけていそうなもの・・好きそうなもの・・と常に意識しています。
色褪せることのない、そして、
クールでいやらしくない女性らしさがありますよね!)には、
アンティークのラインストーンのネックレス+チェーンもヴィンテージのもので
ペンダントのような感じでかなり大きめのラインストーンを胸元につけています)、
そして耳元にはピアスとしてヴィンテージのグリーンのラインストーンをあしらってあります。
この時点で、
ジャンポールベルモントはすでに十分存在感があるので、
彼は珍しく?名脇役になって頂きました。んー贅沢です
完全に乾ききりましたら、ニスを塗って完成・・・っと、
今回はそれほど簡単には出来ないかもしれませんが、
こんなアイデアもありますよって事で、
何かのヒントにして頂けたら嬉しいです
ヌーヴェルヴァーグの映画は、女性らしさやロマンティックというよりは、
クールな印象の方が強いですけれども、
よくよく観ていると、男勝りなわけではないですし、
かなり女らしいんですよ。特に指先!凄い計算されています。
また超巨大&強力な資本力を誇るハリウッドへの、
果敢なる挑戦として、
フランスの映画があった時代
(今は特にヒット作は・・・かなり融合しあってしまっていますよね)の作品は
本当に映画を愛している人たちがパンキッシュに
未知なるものとクラシカルな格好良さを融合させようとしていたのが
とてもよく伝わってきて、
その姿勢を含めて、ヌーヴェルヴァーグの作品達は
アンティークの宝石のようだと思います。
そもそも伝統を無視したものではなく、クラシカルさをしっかり持ちながら
新しいものを生み出しているため、
・・・永遠に輝き続けて、色褪せることがないんです。
この言葉を打つのにキーボードにいつも以上に力が入りましたので、
思わず太字にしてみました
ヌーヴェルヴァーグにつきましては、また機会をみて
最近さりげなく始めました、アンティーク・モード・ディクショナリー風のブログの方に
綴りたいと思っています。
しっかり続けられるように、15周年!気を引き締めて邁進してまいります。
これからも、salon de chirimenをどうぞ宜しくお願い致します
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