septembre 2013

16 septembre 2013

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カルトナージュとは・・・いわゆる、布を貼った箱のことです。
ここ数年で日本でも手軽に作られている方が多くなってきましたね

カントリーやプロヴァンス風のものが基本のようになっていますけど
パリっぽいお洒落な雰囲気を作るなら、
ミッドセンチュリー時代のヴィンテージファブリック、
中でもメタリック系のテキスタイルで仕上げるのがお勧めです

レザーもある程度の大きさのもので、リメイクしても良い物があれば、
小粋な上質さを作ってくれて素敵です。
(注・フェイクレザーはメンテナンスはラクですが、
折角ハンドメイドするならリアルレザーの方が高級感が出ます
また機会を見つけて、レザーのギフトボックスも御紹介しますね

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リアルなプードルのボタンとローズ柄のボタン、
それにモノトーンのセルロイドのボタンをあしらいました

アンティークやヴィンテージのボタンは、
可愛いものや珍しいものであればあるほど、
使える4,5個セットで手に入れることが難しいので、少しずつゆっくりと
楽しみながらためて、ここぞ!と言うときに、使用しています

このボックスは時計用のものでたまたま2つデッドストックの物を
買い付けの時にやすーく()手に入れてもらえたので、
お客様用のと撮影&ショールーム用のをお揃いで作ってみました。

リングケースなどと比べるとかなり大きいので、
中にジュエリーを入れるときは、
シルク地などの柔らかな素材の綺麗な色合いの布で
小さなクッションを作って入れるとブレスレットなども綺麗に飾れます。

製作時間はボンドが乾く時間を含めてしまうと半日~一日掛かってしまいますけれど、
使用するファブリックやボタンがもう決まっているのなら、
実質的には2時間くらいで出来てしまいます
シンプルなスクエア型なら、もう少し早く出来ると思いますよ♩

ずっと長く使える物ですし、
メタリック地(レザーでも)だと若干剥げてきてもそれはそれで良い味だしてくれますので、
このボックスがヴィンテージになってくれるのを気長ーに楽しみに出来るのも
嬉しいところです

salon de chirimen【http://www.chirimen.com】


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chirimen_antique at 18:11
ラッピングボックス 

9 septembre 2013

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ヴィンテージのシェルボタンはナチュラルな雰囲気を出したい時にあしらってみます

昔のシェルのほんのすこーしマットな感じの艶感が好きで、
買い付けに行く時アサギ氏にいつもくどくどお願いして、
タイミングがあったら、沢山買っておいて下さいねというのが口癖になっています~笑。

ヨーロッパの色合いや質感が絶妙なベイクライトやセルロイド、初期のプラスチックのボタンも
大好きなのですけど(・・つまりヴィンテージ・ボタンが好きなのです) 、
シェルのコンディションの良い物はなかなか出会えないらしく、買ってきてもらえないので 
大切に使っております

今回はアクリルのリングボックスに星形のものと、円形を使い、センターにはヴィヴィッドカラーの
パーツをあしらいました。

chirimenベアにはハートのラインストーン。
リボンはベージュに黒ドットでパリシックな雰囲気に

どんなジュエリーケースや、ドレッサー・・・お客様がどこにリングケースを置かれても雰囲気を壊さず
かーつ、可愛らしい と思って頂けるように、
アサギがパリのアンティークショップのマダム達から密かに学び取っているコツを、
たまに帰ってきては私たちが教えてもらっています。

一番のポイント。それは『ちょっと外すこと』です。

例えば、ヴィンテージシェルの素敵な雰囲気を最大限に生かすのに、
全てをナチュラル系にしてしまうと無難ではありますが、魅力が半減してしまいます。

かといって、あまり派手なものの割合を多くしてしまっても、ゴチャゴチャしてしまって
訳がわからなくなりますので、ポイントポイントでラインストーンを入れたりします。

このリングケースの場合は、ナチュラル&ちょっと可愛らしいイメージで作ったので
chirimenベアの首元に付けたラインストーンはハートのものにしていたりします。

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ちょっと大袈裟ですけれど、シャネルの洋服や小物が素敵なのは、
全身ハイブランドで固めている女性を想定していないところだと、
パリのジュエリー屋さんたちは褒め称えるそうです。

ハイブランドと言われるショップの中でも、これはかなり珍しい、誇り高いことなのです

どんなお店も、上から下まで全部揃えてくれた方が嬉しいですからね。

でも、お洒落は遊び心と賢さが程よくないと素敵なものでなくなってしまいます。
堅苦しいもしくは息苦しいものと感じられてしまった途端に

どんな美しい物もどこか生気が失われてしまうものなのです。


この写真では、旧西ドイツのヴィンテージのグリーンのレース地に、
ミニ香水瓶を一緒に置いて撮影してみました。


香水瓶は現代のものですけど、
テリアのアンティークのピンクッションもバッチリ相性があうのは、
この時代の物達がもつ、包み込むような存在感だからこそだと思います

salon de chirimen(http://www.chirimen.com/)







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chirimen_antique at 20:32
ラッピングボックス 

6 septembre 2013

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ヴィンテージのレースとアンバーカラーのアンティークラインストーンなどをコラージュした
ラッピングボックスです 

ラインストーンはフランスで買い付けたもので、レースは運良くベルギーにも立ち寄れた際に
見つけました 

ローズ&レースの組み合わせは大好きなので、ラッピングや撮影などでも多く使いますが、
甘ったるくなってしまったり、乙女過ぎないようにいつも心掛けてバランスを取るようにしています。

ゴシックなんかもそうですけれど、所謂分かりやすいキーワードだけで勝負するのは
かなり好きではありません×
(ブランドマークやアイコンだけで価値の9割以上が決まってしまう感じ・・と言うイメージでしょうか・・苦手です) 

それがお洒落ならば、お金掛けたら掛けた分だけ、お洒落って事になってしまいますものね
安心アーンド伝統の一流品を揃えて行けばセレブ~みたいな価値観ではなくて、

かといって、そういった物たちと一緒に存在していても全然負けない、
逆にそのものが更に引き立って輝いてくれるくらいの底力があるところが、
長年アンティーク&ヴィンテージが大好きな理由だと思います


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蓋の裏側にはさりげなく?chirimenベアとブルーローズ。
メタルのローズもかっこ可愛いですよね
大好きなパーツです。




そう言えばですね、豆知識を思い出しました

80年代後半くらいに、ラインストーンは技術者不足などの影響で、
需要と供給のバランスがとれなくなってきていて(ガラスなのにジェムジュエリーと匹敵するような価格になってしまってきていたらしいです)、いずれなくなってしまうかもしれないです・・・悲しい・・・といった内容の記事を
当時のアンアンに書いてありました

中学生くらいだった私は、当時からヴィンテージのラインストーンが凄い大好きで、
みうらじゅん先生のように(笑)アンアンとかオリーブとかから記事を切り抜いて大事にしていたので、
『今買っておかなくてどうする!!』くらいの勢いで、
貯めていたお年玉を全額引き出して、当時のテレビ朝日通りのアンティークショップでイヤリングを購入。

からの、夏休みには京都の河原町?にあったアンティークショップまで1人遠征してラインストーンのネックレスとかブレスレットを手に入れて、しっかり生八つ橋も購入して帰ってきたという、今にして思うと
ガッツのある行動をしていました。

でも、今現在、未だにラインストーンは健在ですね。良かった~、なのですけれど、
なんか・・・昔のと作り?輝き?が違うんですよね・・・。
製造方法がかなり変わってしまったのでしょうか。

グラス(ガラス)などは鉛の量を減らしたり、冷やす時間を掛けずにすませる方法など、
色々原価を下げる努力を相当してしまっているようなので、
そういうことなのでしょうか・・・わかりません。

現在流通しているのものは、
昔より全然ビックリするくらい安いので、当然と言えば当然なのかもしれませんが、
それをラインストーンの輝きの限界だと思っていらっしゃる方が大勢いるかと思うと、
切ない限りです


salon de chirimenでアトリエでお願いしている宝石職人さんに、
ラインストーンの製造方法の変化をさりげなくたまーに聞いてはみるのですけど、
ジュエリー専門の人はラインストーンの事なんて、全っ然知らないんですよね。

ともかく、私はジュエリーもアクセサリたちを、更に美しく見せてくれるラインストーンやもろもろ(セルロイドやベイクライトも好きです)も愛しているので、その魅力を少しでもお伝えできたら嬉しいなと願いつつ、
ラッピングボックスを作っているのでした

ふぅ。
ちょっとまた小難しい話をしてしまってすみません

追伸:私はコステロではシップビルディングが大好きです
何かシャンソンに似た切なさと優しさがあるような気がして
店長は何が好きなのかよく分かりませんけれど、事務所でもよくアルバムが流れています~


salon de chirimen


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chirimen_antique at 19:00
ラッピングボックス 

4 septembre 2013

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ロイヤルコペンハーゲンのミニ・イヤープレートとアンティークの指輪達です。

このプレートと同じ、1998年にsalon de chirimenは誕生しました

今にして思えば・・今に比べてしまうと、まだネットショップもとっても少なかった時代でした。
楽天とかヤフーオークションなんてもちろんなかったですし(そうそう!当時はリクルート社がいろいろ個人売買を手助けしていましたね~私はファントムギフトのアルバムをそこで譲ってもらった思い出があります~笑。ハートにOKです)、大体、携帯電話をみんなが持ってるって事はなかったですから、
ネットは仕事以外では、大抵みんな良い子に(フフ)夜のテレホーダイタイムを待ってパソコンからしているのが一般的だったように思います。

なんて事を思い出しつつの、当時chirimenを立ち上げた4人でコペンハーゲンのイヤープレートを『毎年買いに来られるようになるといいね』と言いながら、新宿伊勢丹のショップに買いに行ったのが始めです。

大抵は卸の方が事務所に来られた時に案内するショールーム用の一室に、
こんな感じでアクセサリーやジュエリーと一緒に飾ってあります。

掃除をしているときなどに、15枚それぞれのプレートをしみじみ眺めては拭き拭きしつつ、
色々な思い出を振り返りながら、気持ちを新たにしています。

アンティークの雰囲気を壊さない&存在感がちゃんとある・・感じが、
さすがのロイヤルコペンハーゲン・デザインなのかなと思います。

プレートだけで見ると、正直あまりぱっとしない感じ・・なのですけれど、
良いコレクションと一緒に置けば置くほど、そのアンティークやヴィンテージのものが持っている魅力をしっかり引き出してくれる、優秀アイテムです。

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長年購入されている方は御存知だと思いますが、
イヤープレートもある期間、”made in china”でしたね。

でもすぐ違う国の製造に変えてくれましたけども、・・もう本国では作らないのかな
値段も購入し始めの頃に比べると随分高くなっているように思いますけど、
それでもやっぱり大変なのでしょうね

chirimen的には記念のイヤープレートなのだし、
倍額になってもデンマーク産になってくれたら嬉しいのですが・・・
技術とか製法の大変さは、なかなか目に見えないものなので、
それをしっかり感じてもらって購入してもらう難しさも、
なんとなく理解出来てしまうので、辛いところです

ともかく、今年のイヤープレートを手に入れに
6人(2人スタッフが増えたんです)で鼻息荒くして!
伊勢丹に出掛けるのが楽しみです

帰りは店長に御馳走してもらえますし~笑

こんなストーリーが思い出せるのも、イヤープレートの醍醐味です
機会がありましたら、今年の思い出にこの1枚、お勧めです。

salon de chirimen
 

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chirimen_antique at 11:00
撮影用の雑貨たち 

2 septembre 2013

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待ち遠しかった9月にようやくなってくれました

今年の夏は暑すぎて、もう泣きそうでしたね、皆さん&私!よく頑張りました


これからは、夏の分までお洒落心を盛り上げていきたいですって事で?
salon de chirimenの今月のプレゼントは、
今をときめくメゾンキツネとフランスの伝統的なお酒、
アブサン酒(ペルノ)とのコラボ酒でございます

(プレゼントやセールの情報はこちらのブログを御覧下さい。)

メゾンキツネらしい(私の勝手なイメージですが)綺麗な深いフレンチブルーの瓶に
先日ラッピング用に作ったコサージュがぴったり来たので、一緒に撮影してみました

ミッド時代(40年代~60年代の)ヨーロッパ・ヴィンテージの生地と、
ポイントには同年代生まれの大粒のアクリル・ラインストーンをセンターに付けています。

使用している生地はフレンチブルーと黒メッシュのキャンディカラーのドット柄とブラックカラーの3つです。

これらをピンキングばさみで、大中小の3つのサイズになるように丸く切り、
木工用ボンドを水に溶かしたボウルにつけこみます。
取り出すときに出来るだけかたーく、1枚1枚絞り、広げずにそのままの状態で約一日保ちます
(*乾かしている際、細かなホコリなどがつかないように、注意です)。

翌日そっとゆっくり広げていったものを、ランダムに重ね合わせ、センターを縫います。
そしてその縫い目にラインストーンの中心がくるように縫い付ければコサージュの出来上がりです

お店では、ジュエリーボックスなどの飾りに使いますけれど、
御自分でハンドメイドするのであれば
色が綺麗だったり可愛いor質や雰囲気の良いヴィンテージファブリックを使用して作り、
裏にブローチピンを付けてブローチにしても素敵です~

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こちらの写真はもう少し全体像的に撮ったつもりだったんですけど・・・
・・あまり変わっていなくてごめんなさい。

それにしてもこのコサージュは手間は少~し掛かりますが、
大がかりだったり、
スキルが試される(笑)ものではありませんので、
沢山作って、リースなどにしても贅沢で可愛い、
まさに世界に1つのハンドメイドの作品が出来ます

chirimenが御提案したいライフスタイルは、お洒落もハンドメイドも同じ考えです。

大量生産の技術が恐ろしく向上している現在、
アクセサリーにしても、手作りっぽいものも、『一見それっぽい』ものが街中に溢れています。

でも人生は一度きり。この日この時は今しかありません。
大事にしたいものを丁寧に見つけ出して、ずっと大事にしていきたいと心から思える毎日の為に、

お出かけをする為のジュエリーやアクセサリーと同じく、
折角ハンドメイドをするのなら、
お家のインテリアを気持ち良くお洒落に見せてくれる、
そして且つ日々を幸せな気持ちにさせてくれるものであってくれたら嬉しいな~と思っています

なんて、ちょいと小難しく?語ってみてしまってすみません(_ _)。

この生地素敵なんだけど何に使ったら良いかわかんないな~、と思うものがありましたら、
是非試してもらえたら嬉しいです


salon de chirimen


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